10代のニキビの治し方!小学生・中学生・高校生の肌荒れ対策

大人とは発生原因が異なる思春期ニキビ

大人とは発生原因が異なる思春期ニキビ

早い子供では小学6年生から、主に中学生や高校生など、10代の時期に発生しやすい肌荒れが思春期ニキビです。このニキビは男女共に誰にでもできる可能性があり、1つや2つではなくおでこや頬などに大量に広がります。

この思春期ニキビの根本原因はホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌です。この時期は男女ともに体が大きく成長する時期にあたり、どうしてもホルモンバランスが崩れやすくなります。

その結果として、性別に関係なく男性ホルモンが増えていくことで、皮脂の分泌が活性化されます。常に毛穴に皮脂が詰まる状態になって、その環境下ではアクネ菌が増殖してしまい、肌が炎症しながらニキビができます。

たとえ毎日清潔にしているつもりでも、それ以上に皮脂が分泌されると、毛穴は詰まっていきますし、夏は蒸れすぎていて細菌が繁殖しやすく、冬は乾燥していて肌が炎症しやすいために、いつでもニキビは発生します。

根本原因が成長期に伴うホルモンバランスの乱れということは、特に何もしなくてもある日を境に自然と治っていくこともありますが、基本的に思春期ニキビが悪化したときは、きちんと対策をしない限りは改善しません。

また、間違った処置をするとニキビが発生しなくなっても、ニキビ跡がずっと残ります。ニキビ跡は深い傷であるため、それが100%自然に修復されることはなく、整形外科や美容外科による施術で薄くなる程度です。

生涯残るニキビ跡を作らないためにも、ニキビの発生頻度を抑えたり、ニキビの症状を悪化させない対策が必要になってきます。

例えば、ファストフードなどの脂質の多い食事ではなく、魚や野菜を中心とした食事を心がけることで、ニキビの発生率を減らしたり、洗顔と保湿を続けて、十分な睡眠時間を確保したいです。

思春期ニキビをきれいにする3つの改善策

12~18歳のときに発生する思春期ニキビの治療法としては「皮膚科で処方される薬を使う、正しい洗顔と保湿を毎日行う、生活習慣でホルモンバランスを整える」の3つが重要です。

1

皮膚科で処方される薬を使う

軽度の思春期ニキビでは治療を行なくてもきれいになりやすいですが、ニキビの数が多かったり、どうしても早い段階で治したい人は、皮膚科で処方される薬を使って積極的に治療することがベストです。

皮膚科ではニキビの原因である皮脂を取り除いたり、アクネ菌を殺菌する外用薬を処方されます。2008年からは余分な角層を薄くすることで皮膚の再生を促す「ディフェリン」も保険適用になりました。

一般的な薬局で買えるニキビ薬とは有効成分がまったく異なりますし、仮に市販薬でその成分の使用が認められても含有量が少なかったりします。

また、外用薬と内服薬には副作用が存在します。ディフェリンにしてもヒリヒリとした痛みや赤く炎症が続くこともあるため、特に副作用に敏感である若い人たちは、医師や薬剤師への相談をしてほしいです。

2015年には欧米を中心にニキビの治療薬として広く浸透している「過酸化ベンゾイル」の含まれた「ベピオゲル」が日本で保険適用になりました。

ディフェリンと同じく角質層を剥離させながら、ニキビの原因菌であるアクネ菌に対して極めて抗菌作用が強い薬です。さらに耐性が生まれにくいために繰り返すニキビにも有効であるとされています。

2

正しい洗顔と保湿を毎日行う

思春期ニキビの発生原因は皮脂の分泌であるため、日頃から顔を清潔に保つことを心がけると、過剰な皮脂は洗い流されて、毛穴を詰まりにくくすることができます。

子供は思春期ニキビができやすい反面、新しい肌に生まれ変わるターンオーバーが早いため、ニキビも治りやすいです。10代は約20日、20代は約30日、30代の約40日と、大人の半分程度の時間で済みます。

ただし、それには正しい洗顔方法が欠かせません。まずは温かいお風呂で毛穴を開くことから始まります。毛穴が開いたらふっくらした泡で優しく包むように洗顔しましょう。

ここで肌をゴシゴシ洗ってしまうと、力強い分だけ汚れが落とせている気になりますが、指や手の平で肌を傷つけてしまい、そこから炎症が起こって新しいニキビができやすくなります。

そのため、洗顔後に顔をタオルでふくときも、ゴシゴシと強くこすらないようにしましょう。洗顔後はきれいなタオルで水分を吸い取るように優しくポンポンと肌にタオルを充てます。

洗顔時はとにかく顔を強く刺激しないことを徹底します。タオルで水分を取ったら、次は保湿を行います。ニキビ専用の化粧水を十分に塗り、それが蒸発しないように乳液や美容液を被せます。

3

生活習慣でホルモンバランスを整える

皮膚科の治療薬や毎日の洗顔と保湿で、毛穴に詰まる皮脂がきれいになるために今あるニキビは減少しますし、清潔な肌では新しいニキビも発生しにくいですが、思春期ニキビの発生を完全に止めることにはなりません。

それは思春期ニキビの根本原因であるホルモンバランスが崩れが解決できていないからです。思春期ニキビができる時期は成長期であるため、ホルモンバランスは崩れやすいです。

体の成長に必要な栄養素も大人よりも多くなります。子供の好みもあるために肉類などカロリーが高くて脂分の多いメニューに偏りがちですが、そうした食生活をしていると皮脂の分泌がさらに促進されてしまいます。

子供のニキビを治すためには肉の脂身やポテトチップスなどの油や脂肪分が多い食べ物の摂取頻度を減らしましょう。

睡眠不足もホルモンバランスを崩す大きな要因になるため、きちんと規則正しい生活をして十分な睡眠時間を確保することが重要です。ストレスも影響するため、定期的なリラックスタイムも設けたいです。

また、ニキビを刺激しないことが大切です。ニキビができても触ったり潰したりは絶対にしてはいけません。顔の目立つ部分にできるとどうしても触りたくなったり、潰して毛穴に潜む芯である角栓を出したくなります。

しかし、これをすると毛穴が開いたり、その行為で毛穴周辺が傷つくことで、肌の状態を悪くし、同じ場所にニキビが重なってできてしまったり、ニキビ跡として凹凸が一生残ってしまうことになります。

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公開日公開日 2015.12.12
更新日更新日 2015.12.13
執筆者Kirito Nakano

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