皮膚が炎症した赤にきび

ニキビの基礎知識

細菌で炎症を起こした赤にきび

細菌で炎症を起こした赤にきび赤にきびは白にきびや黒にきびの状態から、一気に炎症を起こした症状です。

毛穴が皮脂、老廃物、古い角質に詰まっているのは、他のにきびと同じなのですが、赤にきびはそこに細菌が繁殖しています。

このにきびの原因となる細菌を「アクネ菌」と言います。

毛穴が塞がれることでアクネ菌の活性化を促し、ブドウ球菌などと一緒に増殖します。このアクネ菌の攻撃により肌が腫れあがり、皮膚が炎症を起こして赤くなった状態を「赤にきび」と称されています。

赤にきびですので、肌の表面が赤く腫れていても、中央には白い芯が見えているはずです。

体が異常を訴えている炎症

炎症とは生体が何らかの有害な刺激を受けた場合に起こる防御反応です。

有害な刺激としては、細菌やウイルスなどの微生物による感染、外傷、火傷、凍傷、放射線、紫外線などの物理的因子、強酸、強アルカリ、その他の有害物質などの化学的因子に加え、特定の物質に過敏になるアレルギー反応があります。

炎症中の体内では血管拡張による発赤と熱感、因性発痛物質による疼痛、血管透過性の亢進による腫脹などが起こっています。

これらの反応は有害な刺激から体を防御し、立ち直るための反応でもあります。

風邪がひいて熱が出るのも、体内の温度を上げて細菌を死滅させるためです。咳も感染した細菌を外に追い出そうとしています。

赤にきびも皮膚が細菌に攻撃されないように頑張っている状態なのですが、そこを指で刺激したり、潰してしまったりすることで、そのにきびは治りにくくなったり、跡になったりします。

腫れて痛々しい赤にきびを改善

赤にきびの原因であるアクネ菌が過剰に存在すると、炎症がドンドン進行します。ひどくなると周囲の組織にまでダメージが広がります。

そもそも、にきびが発生するのはターンオーバーの乱れや洗顔不足などで肌表面に古い角質が蓄積し、アツくなった角質層が毛穴を塞ぐことが発端です。

毛穴にはアクネ菌が常在していますが、増殖すると白血球が押し寄せて、アクネ菌から肌を守ろうとします。

しかし、白血球は真皮層の細胞までも活性酸素で破壊し、炎症を引き起こしていきます。赤にきびを発生させないようにするには、まずは顔をよく石鹸で洗い、老廃物、角質、皮脂を毛穴に貯め込まないことです。

炎症を抑えるために顔の清潔を重要視したいです。日常生活での基本的なフェイスケアが赤にきびを改善してくれます。

また、にきびをつぶすと組織に傷がつき、傷跡がケロイドやクレーターになってしまうと治りにくくなります。

赤にきびは炎症部分が化膿したり、痛みが出る症状に悪化することもあります。ここまで悪化した場合は専門医に診てもらうようにしましょう。

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